すずさん
第40回日本アカデミー賞_最優秀アニメーション作品賞が「この世界の片隅に」になりました。
僕も観ました。
沢山の人が評論し、絶賛していますが
僕がまだ観ていない人に「結局、どういう映画なの?」と聞かれたら
「すずさんというめちゃくちゃ可愛らしい女の子に会える映画」
って答えるのが一番しっくりくるのかなぁと思いました。
綿密なリサーチにより画面の細部に宿るリアリティーは「すずさん」の存在感を浮かび立たせ
感情移入させる為に機能していてすばらしかったです。
僕も「ストライクウィッチーズ」や「ブレイブウィッチーズ」で昭和初期の資料を
かなり探したつもりですが、せいぜい本を買ったり資料館に行ったりしたくらいで
片淵さんが自費で呉に何度も取材に行ったと聞いたて頭が下がりました。
「この世界の片隅に」と「ラピュタ」は上映時間はほぼ同じですが
カット数は「この世界の片隅に」の方が200カットほども少ないです。
ですがコンテの枚数は「ラピュタ」よりも10ページほど多いのです。
片淵監督が1カットに対してどれほど丁寧に描写しているかが
うかがえます。
そういえば僕も、呉には取材で2回行ってました。
「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」
自費です。
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