白いイチゴを食べました。
甘くもなく 美味しくもなく…
人が美味しそうと感じる色は赤だそうですが
何故 大金と時間をかけて特に美味しくもない白いイチゴを作ったのでしょう?
それは疑う余地なく 見た目の特異性からくるプレミア感です。
以前 日本最北端のラーメン屋に行ったのですが
これといって…な感じでした でも味じゃないんです。
その店は最北端にあることが大事なのです。
お店に来た人は「最北端のラーメン屋で食べた」に価値を得るからです。
白いイチゴもそうです 「美味しい」ことではなく 「白い」ことに存在価値があるのです。
そして僕は白いイチゴを食べたことのある男にステージが上がったのです。