アニメーター、未来をうれう。
街中で目にする広告イラストの中でも
AIを利用している物がけっこう目に入るようになりました。
絵描きを生業としている者としてはしゅんとなってしまいます。
でも企業側としては、文句も言わず、納期はちゃんと守って、しかも超安価なAIは利用したいでしょう。そうでしょう。
悔しいけど法的にクリアならそれを止めることは出来ません。そんなチカラもありません。
昔、僕の尊敬する監督がよろしくない作画上がりが山積みになった机を前にして叫んでいました。
「下手なやつより、上手ければ殺人者でも手伝ってもらいたいよ!」
たぶん、冗談ではなく本気でそう思っていたと思います。
そしてこの思いは、ほとんどの監督、特に作品に対して想いの強い監督ほど共通だと思うのです。
いつの日か
「下手なやつより、上手ければAIでも手伝ってもらいたいよ!」
が現実にならないことを願うアニメーターなのでした。
あっ、依頼されてる版権の締切が過ぎてる・・・
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